地震-家庭内での防災会議

くらし
災害は、何時襲ってくるかわかりません。家族の安全を確保、被害を最小限にくい止めるために、日頃からの準備が必要です。家族そろって防災について話し合い、災害から身を守りましょう。

イラスト『家族防災会議』
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家族一人ひとりの役割分担
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日頃の防災の役割と、災害が起きた時の役割を決める。
  1. 火の始末
  2. 出口の確保
  3. 非常持出品の確認
  4. 隣近所への連絡

家屋の危険個所チェック
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家の内外の安全対策
  1. 家の中に空間を作る
  2. 家具の転倒防止
  3. 安全な避難経路
  4. 窓ガラス
  5. 屋根、ブロック塀、プロパンガス等

非常持出品
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日頃からの備えが必要。避難する時、持ち出す最小限の必需品をコンパクトに整理してあるか!
賞味期限は大丈夫か !

災害時の連絡方法や避難場所
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災害時、家族が離ればなれになったときの連絡方法や避難場所を確認しておく。

津波からの避難について
気象庁の津波予報がだされるのに、現在のところ、早くても地震後5分程度の時間がかかります。
北海道南西沖地震津波の際、奥尻島では地震のゆれがおさまったかとおもったら、すぐ津波が迫ってきたといわれ、津波予報が間に合いませんでした。
このように、津波予報が間に合わない場合があることを覚悟しておかなければなりません。
東伊豆町では、役場庁舎に設置してある地震計が震度4以上を記録したら「津波注意」を、ただちに同報無線で皆さんにお知らせするようになっています。しかし、とっさのときの各自の判断が生死を分けることもあります。地震の大きいゆれを感じたら、海岸に近いところに居る人は、とりあえず安全な高いところに避難することが大事です。その後、津波の情報を確認して、さらに避難を続けるか、元に戻れるかを判断してください。
津波予報を聞いてから避難するのではなく、「地震があったら、まず高台に避難」(地震だ 津波だ すぐ避難)の心構えが必要です。