商標登録されブランド魚となりました「稲取キンメ」。
本日、平成26年6月26日(木)、伊豆漁協稲取支所で水揚げの様子を取材させていただきました。
今日は40艘の船からキンメの水揚げがありました。
朝方から吹いていたナライの風が影響してか水揚げ量は少な目とのことです。
獲れたての証である金色に光る目がキンメの名前の由来です。
船上で仕掛けの片付けをしていた漁師さんにお話を伺いました。
ムツバリにイカの短冊をチョン掛けしたものがキンメ釣りの仕掛けです。
狙うポイントはだいたい水深200メートルから500メートル。
海の濁りが強い時は浅い所、澄んでいる時にはかなりの深場を狙うとのことです。
現在では魚群探知機という便利なものもありますが、
その日にどのタナを狙うかは、やはり長年の勘がものをいうのです。
キンメの外道は写真のクロムツ。外道と言ってもなかなかおいしい魚です。
クロムツの他にもアコウなどが釣れることが多いそうです。
発砲スチロールに氷詰めされたキンメは各所へ旅立ってゆきます。
一度食べたらもう虜(とりこ)、機会がありましたら是非ご賞味ください。