防火線焼き

かわらばん
平成19年10月21日、
稲取の細野高原で「防火線焼き」が行われました。
防火線ってご存知でしょうか?
火災時に、延焼を防ぐと共に、
消防隊の進入路になる「道」を防火線といいます。
この防火線を幅数メートルにわたって確保する行為を
防火線焼きといい、防災の観点上大変重要なものです。

当日は、稲取地区4区の皆様、および、役場職員、
消防署職員、総勢100人以上の人が出て、作業を行いました。







このように枯れ草を集めて燃やして道を作っていきます。
すると・・・



このとおり、こげた道ができて、これが防火線になります。



この防火線焼き、
2月の山焼きのような派手さはありませんが、
大切な作業です。

このような町の人々の日々の努力があって、
美しい細野高原は守られています。

細野高原でこげた道跡を見かけたとき、
ちょっとでもこんなことを思い浮かべていただけると、
私も作業に参加したものの一員として、正直うれしいです。