「医療・介護周辺サービス創出事業」が視察に訪れました

かわらばん

平成22年12月8日(水曜日)、高齢者の外出支援サービス産業の創出を目指し、経済産業省が事業委託しているコンソーシアムが東伊豆町の観光施設を視察し、町長、観光商工課、町観光協会職員と意見交換を行いました。

これは当町が本年度県のふるさと雇用再生特別対策事業を活用し、介護が必要な方とその家族が旅行に出かけられるような受入体制を整えるため、「着地型旅行商品造成事業」と地域人材育成事業を活用し、旅行に来た方の身の回りのお世話をする「トラベルヘルパー養成事業」を町の観光協会に委託して開始したことを受けて、現地と事業内容を調査に来たものです。

当日は8人の委員にテレビ局が追跡取材を行い、熱川駅のバリアフリーの状況、町内旅館・観光施設のユニバーサルデザインへの取り組みの状況を視察し、役場会議室において当町の事業内容の説明を行った後、意見交換を行いました。





写真:熱川バナナワニ園で実際に車椅子を使っての検証

その中で、まだハード面では十分ではない部分があるが、ソフト面である程度カバーできるということ、そのためには情報交換をし、時間をかけて人づくりをして、事業として継続ができるように先を見据えて、焦らずに取り組むよう助言をいただきました。

今後町では23年度も1年間この事業を行い、当面は外からのお客様を迎えることを基本としていますが、それだけでなく町の中の皆さんを旅行に連れて行きたいと考えています。また、高齢者・障がい者を温かく迎える思いやりのある町になっていくことを望んでいます。みなさんのご理解をお願いします。

高齢者の外出支援サービス(あ・える倶楽部)のページ
http://www.aelclub.com/

※今回の記事は観光商工課から情報提供していただきました。
Eさん、ありがとうございました。