1.目的 |
地球温暖化防止(二酸化炭素削減) |
売電収入の確保 |
観光資源化 |
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2.事業費 |
518,322千円(600kw×3機) |
工 事 費 |
495,915千円 |
(工事用道路築造1,400mを含む) |
システム設計 |
8,952千円 |
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そ の 他 |
13,455千円 |
(電力負担金、工事監理委託費) |
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3.財源内訳 |
NEDO補助金※ |
233,137千円 |
(補助率45%) |
グリーン電力基金助成金※ |
10,000千円 |
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電気事業債 |
269,800千円 |
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一 般 財 源 |
5,385千円 |
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※ |
NEDO |
: |
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 |
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グリーン電力基金 |
: |
新エネルギーの導入を応援したい一般の電気消費者が毎月一口500円を電気料に上乗せして寄付し集まったお金を基に運営される基金。 |
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4.特色 |
(1) |
風車の複数機同時建設は静岡県内の自治体では初めての取組みです。 |
(2) |
特殊工法の採用(写真で見る風車ができるまで参照)
風車の運搬に前後左右に動ける特殊車輌モジュール式トランスポータを採用しました。
また、風車組立にクライミングクレーン工法を応用した組立工法を採用したことにより、大型クレーンが使用できない立地条件でも風車建設が可能になり、今後の風力発電の進展に寄与します。 |
(3) |
風力発電事業基金の創設
風力発電の収益を積立て、今後の風車の増設やその他の環境政策及びまちづくりに充てることを目的として基金を創設しました。 |
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5.効果 |
本風力発電施設によって発電が見込まれる年間513万kwhの電力は、火力発電所に換算するとドラム缶にして6,040本の化石燃料を節約し、1,897tの二酸化炭素の削減効果をもたらします。
また、年間5,100万円の売電収入を見込んでいます。
(数値はすべて事前の風況調査のデータをもとに推計したものです。故障やメンテナンスでの停止などは考慮 していません。ただし、売電収入は風況データの85%で見込んでいます。) |
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